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アクリル曲げ加工技術のご紹介

今回は弊社の持つアクリル曲げ加工技術についてのご紹介です。

アクリルの曲げ加工と言えば、店舗用の什器などに使われる板物の曲げ加工

について連想される方が多いと思いますが、今回はアクリルの丸棒を使用して

機械の展示機に透視性を生かして使用される、スプリングを製作します。

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↑素材は工業材として使用される通常のアクリル丸棒となります。
 

 

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↑今回は精度の要求が厳しいため、フッ素樹脂素材にて型を事前に
製作をします。

 

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↑回転台(ろくろ)に治具をセットし、慎重に曲げます。
熱する部分を加熱しすぎると伸びてしまったり、温度が低いとでこぼこに
なりますので、細心の注意を払いながら製作を行います。

 

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↑精度よく完成する事が出来ました。
アクリル製のばねというと、ぱりっと割れそうなイメージや先入観
がありますが、思った以上に柔軟性及び弾力性があります。
展示機といっても、実際には稼動もしますので、簡単に割れる様
な事はありません。

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フッ素樹脂の溶接(角槽製作)

今回はフッ素樹脂の溶接技術を応用した、角槽製作についての記事です。

通常の角槽は反り防止の為、板圧が10mm以上の素材を使用しますが、
今回は、生産ラインではなく研究用として使用するので、室内での移動を
容易にする為に、重量軽減軽と、コスト削減の要求がお客様よりありまし
たので、素材厚5mmのテフロンシートを使用しました。

素材の歪み防止と、万一の補強の為、コーナーにはアングル材を当てて
角槽の強度を確保しています。

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↑まずは補強用のアングル材を溶接にて製作します。
アングル材自体の歪み防止の為、ハタガネ等で矯正をしておきます。
この矯正の感覚が仕上がり時の歪み発生防止に重要なポイントとな
ります。
 
 
 
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↑アングル材を溶接中です。溶接するポイントに熱を集中させる事
で余計な歪みを発生させない事が大切です。
 
 
 

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↑アングル材が完成したら、いよいよ槽本体の溶接を行ないます。
この時点でも想定される歪みや反りを抑えるために、各所に中子を
入れながら矯正を行ないます。
 
 
 

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↑外周の溶接が完了した段階で、内側に溶接を回します。狭い槽
の内側溶接は、作業者の経験と技術力が重要になります。
 
 
 

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↑いよいよ底板の溶接に入ります。底板が歪むと廃液時の液溜まり
が出る恐れがありますので、今まで以上に細心の注意を払い作業を
行います。
 
 
 
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↑この角槽は廃液用として、ハンドバルブを取り付けてますが、廃液
性をさらに上げるのと液残りを無くす為に若干の勾配をフライスで加工
します。
 
 
 

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↑底板の溶接が完了した所でシール性の確認の為、水張り試験を
行ないます。
 
 
 

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↑試験完了後、補強用のアングル材を溶接して完成です。

弊社では、加工だけでなく溶接などの熱処理に対しても自社内で施
工を行う為、お客様の用途に応じた加工方法や、施工方法を提案す
る事が可能です。

角槽をご検討される際は、一度ご相談下さい。

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切削スプリングについて

今回は弊社の加工技術の一つである『樹脂切削スプリング』についてご紹介します。

スプリングといえば金属製の物を誰もが想像すると思いますが樹脂でなおかつ切削

にて製作が可能です。

 

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↑今回のスプリングは耐薬品性よりもバネ強度を持たせる為にPVC(塩ビ)
で製作をしています。
 
 

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↑外径切削中です。
 
 
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↑細く長い外径を安定した寸法で仕上げるにはちょっとしたコツが要ります。
 
 

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↑バネ溝部分を加工中です。 目を細めてみてはいけません。(笑)
 
 

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↑スプリング部分が完成しました。
 
 

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↑となりの電卓と比較して頂ければ分かりますが、今回のスプリングは
小さい事が特徴です。特に最小径は2φ位でも製作可能と思います。

切削樹脂スプリングの特徴はなんと言っても材質を問わず1ヶから製作
可能である事だと思います。応用事例も逆止弁や戻しバネ、クッション
など多岐に渡っております。

※金属スプリングでお困りのお客様は一度ご相談下さい。
  
  

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アクリル加工技術のご紹介

今回も面白いお仕事の依頼(アクリル製品)がありましたので、ご紹介いたします。

なんとアクリルを使った野球大会の『優勝トロフィー』と『記念メダル』の作製依頼です。
ある程度のイメージをお客様から頂き、図面のない状態での加工となります。

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↑素材の状態です。台座と本体は加工性とコストを考え接着仕上げとします。
 
 
 
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↑本体はお客様の希望で六角錐に切削します。いよいよ加工開始です。
 

 
 
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↑今回は意匠品の為、寸法精度以上に仕上がりを優先しなくていけません。
まずは六角錐の荒加工として六角形に切削します。
 
 
 
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↑六角形を基準に六角錐に仕上げて行きます。ここでの仕上がり面が
最後に磨きを入れた透明度に影響を及ぼしますので、慎重に作業を進めます。
 
 

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↑続いて台座の加工を行います。本体同様に仕上がり面には気を使います。
 
 

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↑磨き前の台座と本体です。大分雰囲気が出てきました。
 
 

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↑トロフィーの台座に加工する文字を『MASTER CAM』で準備を行ないます。
 
 

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↑台座に磨きを入れ、文字を掘り込みました。かなりいい感じの仕上がりです。
 
 
 
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↑マスキングを施しいよいよ接着作業に入ります。
アクリルの接着方法は色々ありますが、今回は施工性を考え、特殊な
溶剤を混ぜたメチクロ系接着材を使用しました。もちろん接着強度はまっ
たく問題ありません。
 
 
 

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↑接着も無事完了し、『アクリル トロフィー』の完成です。写真では
お伝えしきれないのが残念ですがかなり重厚な仕上がりです。

後で知った事なのですが、このトロフィーはかの有名な『欽ちゃん』が
監督を務める『茨城ゴールデンゴールズ』が主催する中学生の野球
大会の優勝トロフィーである事が判明いたしました。
弊社で製作させて頂いた優勝トロフィーを目指しての試合が行なわれ
ると思うと、嬉しい気持ちで一杯です。欽ちゃんがこのトロフィーを優勝
チームに手渡すことがあるかも知れません!

ちょっと変わった物や、記念品として世界で二つとない物を製作されて
見たい方は一度ご相談下さい!
是非

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フッ素樹脂溶接について

弊社ではフッ素樹脂溶接を得意としております。
今回は面白い依頼がありましたので、弊社のフッ素樹脂溶接技術
につきまして特に紹介したいと思います。
依頼内容はお客様の守秘義務上詳しく言えませんが、硫酸雰囲気
に使用する金属製の棒を、環境と耐薬品性を考え、鉛からフッ素樹脂
製の物に置き換えたいといった内容です。
しかしその金属製の棒には、かなりの加重が掛かる為、フッ素樹脂の
丸棒をそのまま使用することは難しいのです。
そこで金属の棒にテフロンを被覆しては?との提案をした所、お客様の
OKを頂きましたので今回の作業となりました。

  
金属棒にテフロンパイプを挿入まずは金属の芯棒にしっくりとするパイプを
切削加工します。この金属の心棒は長さが
1M以上もありますのでパイプ分割して装着
し中継ぎ溶接を施工する必要があります。

 

 

溶接作業中  左は溶接中の写真です。ズバリフッ素樹脂の
溶接は、温度管理と温風の当て方、そして溶接
棒を溶かし込む手先の力加減、冷却で決まりま
す。この微妙な『加減』をコントロールする事で、
ただ単に樹脂を溶かして溶着する事だけでなく、
外観上の仕上がりについも気を配っています。

 

※特に薄肉のPFAチューブをボディに溶接する作業などは、溶接技術の差が、
顕著に現れると思います。

ピンホール試験

 先端はこのように斜に切ってあり、張り合わせ構
造になっていますので、入念なチェックを行います。
 通常の溶接であれば水没による耐圧試験を行な
いますが、被覆を行なった場合は、高電圧印加方
式にてピンホール試験を行い出荷します。
 先端からカミナリの様な物が発生しているのが見
えますか?

 

このように、弊社では、様々な分野のお客様の懸念する問題に対して、提案そして
解決する技術を持っております。また技術の向上についても、常に努力と考える事
を惜しみません。金属からフッ素樹脂の置き換えを行なう際はご是非相談下さい。

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