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2010-11

ウエハーキャリア 延長作業(PFA 溶接)

今回の作業は規格で販売されているウエハーキャリアの延長作業につい
てご紹介させて頂きます。

太陽光電池のセルに使用されるソーラーウェハーは主として角型が多く、
実験用途などの特殊サイズにおかれましてはまだまだ規格品のウェハー
キャリアが入手しにくい事が多いようです。そこで弊社のウェハーキャリア
の延長技術をご活用頂ければ幸いです。

p8050065
↑まずは市販のキャリアを真っ二つに切断します。
実はこの切断も非常に重要で、何も考えずに切断を行うと完成後の
精度に影響が発生してしまい、肝心のウェハーの出し入れがスムー
ズに行えないばかりか、最悪の場合は出し入れ時の破損に繋がって
しまいます。
やはり何事も段取りで八分といったところでしょうか・・

  

p8050068
↑次に延長し、繋げるパーツの製作です。
重量を気にされるお客様の場合は軽くする目的でこのパーツを分割して
取り付ける事も可能です。
しかしながら、今回の対象ワークは厚さも極端に薄いソーラーウェハーです。
溶接後の精度を維持させる為に分割させず一体とした延長パーツを提案さ
せて頂きました。

  

p8050071
↑溶接前の精度確認です。 なかなかいい具合に仕上がりました。
この段階で精度に問題が出る場合は精度が出るまで延長パーツの寸法を
調整します。
※すんなりと精度の出ない一番の原因はキャリアの切断時に抜ける成型時
の残留応力が大きいと考えています。

  

p8050073
↑今度は溶接前の雇い込み作業です。
 これも非常に重要な作業で、雇い込みが甘い部分が発生してしまうと、
その部分だけ溶接熱の影響で歪みが発生する原因となります。

   

p8060087
↑いよいよ溶接作業の開始です。
形状が複雑なウェハーキャリアはクランプ方法に工夫が必要です。
 
 

 p8060090
↑反りを極力おさえて溶接する事が出来ました。溶接後のウェハー出し入れも
スムーズです。

この様な特殊なウェハーキャリアは一から切削で製作をすると莫大
な費用が掛かってしまいますが、今回の様に市販品の追加工を行
う事でコストを大幅に抑える事が可能です。
こういった問題をお抱えのお客様、是非一度ご相談下さい。

 

 

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